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<使用感レポ>バックテストをタスク化【おーとちばっこてすと】でタスクを自動で回す

EA(自動売買)
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「おーとちばっこてすと」とは

おーとちばっこてすとは、バックテスト補助ツール

「おーとちばっこてすと」は、なおちゃん@MOSAが開発したバックテスト補助ツールで、MT4・MT5でテスターを自動で回しレポートを保存する

2023年4月1日販売開始したので、さっそく「おーとちばっこてすと」を使ってみた。


「おーとちばっこてすと」のざっくりセッティング説明

セッティング済みの方

セッティング説明が必要ない方は、目次から次に飛んでくださいね。

「おーとちばっこてすと」購入し、ダウンロードする。(ダウンロードページはこちら

②ZIPファイルを右クリックし「すべて展開」

③開いたファイルより「おーとちばっこてすと」をダブルクリックで開く。


※ファイルを開く際、画像のようなエラー画面が出ることがあります。

「詳細情報」を開くと、「実行」ボタンが出るので、そこで「実行」ボタンを押せばOK


フォルダーの場所に何もこだわりが無い場合、「次へ」ボタンを押していけばOK。


デスクトップに画像のような「おーとちばっこてすと」のアイコンが出たら完了。

ライセンスキーの取得方法とセッティング方法

アイコンをダブルクリックすると、「ライセンス認証」の画面が出てきます。

この「ライセンス発行ID」ライセンスキー取得に必要なので、「コピー」を押しておきましょう。


「おーとちばっこてすと」ライセンスキー発行ページに入力していきます。(上の「ライセンスキー発行ページ」を押せば、そのページが開きます。)

「名前」「購入時のメールアドレス」、先ほどコピーをした「ライセンス発行ID」を貼りつけ。

文字認証のコードを入力し「送信」


「ライセンスキー」を発行してもらったら、先ほどの「ライセンス認証」画面にてライセンスキーをコピペで貼りつけて「確認」を押す。

これで使用開始前のセッティングはOK!


いよいよ「おーとちばっこてすと」を使ってみる

使用前に色々セットが必要

①まずは目についた「自動取得」を押すと、PC内に入っているMT4が出てくる。(これで設定できるのは便利)

私のPCには「TitanFX」と「ThreeTrader」の2枚しか入ってないので、それが出てきました。MT4が全部VPSだと使用できないのはABTT3と一緒ですね。


②通貨ペアの「自動取得」を押してみる。

取得先のMT4が選べるので、今回はThreeTraderを選択


ThreeTraderのraw口座なので、各通貨ペアに「.raw」が付いたものが読み込まれました。


③上のタブ「テスト設定」から、いよいよバックテストの設定開始。

EAをMT4内から設定し、そのバックテストで使用するセットファイルも設定。(どの値でバックテストをするのか、あらかじめセットファイルを作る必要有り→アプリでの値変更不可


「レポート名」ごとの設定でバックテストを行うので、「通貨ペア」「期間」「時間足」「スプレッド」等、セットファイルを変えるならセットファイルも変更し、「レポート名」を「追加」

下のレポート名一覧に追加されたものが、バックテストで回すものとなる。


各種設定までの途中評価

「テスト設定」「おーとちばっこてすと」と「AutoBackTesterTama3(ABTT3)」の最初の大きな違いですね。

「おーとちばっこてすと」はPCが苦手な方でもボタンを押すだけでMT4や通貨ペアの設定、EAやセットファイルの設定ができるので、簡単な設定なのは分かりやすくていいですね!説明書など、何も見なくても触っていけば使える感じです。ただ、1つずつレポート名ごとにタスク化設定しなければならないのがネックで、細かい作業が苦でない方にはいいのかもしれないですね。

「ABTT3」MT4の設定が少し難しく、セットファイルをあらかじめ用意するのは一緒なのですが、アプリ内でセットファイルの値変更や、最適化項目選択が可能、1つずつレポート名追加の必要なく、通貨ペア・時間足・期間等チェックボックスで選択するのみ、スプレッドは先に通貨ペアごとのスプレッド設定画面で設定できるので、めんどくさがりな私はここまでの途中評価では、「ABTT3」に軍配が上がるといった感じでした。

※あくまでも個人的意見ですので、「おーとちばっこてすと」「ABTT3」は機能の違いだけでなく、向き不向きや金額の違いもあるので、両方の記事を読んでみて下さいね!



バックテスト開始!

「テスト実行」ボタンを押し、放置して別作業へ。ちらちら進行ログを見ながら進捗確認。

終わった!と思いきや、4つの設定のうち、1つしかバックテストの結果がない。


通貨ペア名が「USDJPY.raw」のため、TitanのMT4ではバックテスト出来なかったことが原因。

※使用MT4の通貨ペア名の後ろに「.raw」など付く場合は、同じ通貨ペア名に統一する必要有。反対に「USDJPY」で設定すれば、Titan・ThreeTrader共に動きました。


結果が2つしか出ない!?

進行ログもOK、MT4も動いているのを確認。しかし結果がThreeTraderのものしか出てこない。(3回チャレンジして出てこず)

試しに全部Titan内保存のもので設定し直して、レポート設定したのですが、結果に反映されず。

開発者のなおちゃんさんに問い合わせ中なので、原因が判明しましたら記事を更新します。
NEW→ 4/12 原因は分からずですが、【おーとちばっこてすと】のアイコンを右クリックし、「管理者として実行」したところ、TitanのMT4の結果やレポートが確認できました。
何も支障がないようなので、気になる方や同じ状態の方は「管理者として実行」してみてください。

NEW→ 4/14 「常に管理者として実行」するための設定は、【おーとちばっこてすと】のアイコンを右クリックし、「プロパティ」内の「互換性」タブより、「管理者としてこのプログラムを実行する」に☑チェックを入れ、「適用」「OK」ボタンを押して下さい

また進捗がありましたら、記事を更新します。


結果を見る

一旦、ThreeTraderだけを使用し、4つのタスクを回してみた。

残念ながら指定したEA・セットファイルでは、プラスの利益になるものが無いけれど、「レポート名」クリックでバックテスト結果のHTMLを見ることができ、CSV出力も可能


表示される結果は「表示項目設定」で設定可能。

必要最低限の項目設定で、パッと判断するために利用したり、全項目を設定し、詳細に違いを観察するために利用すること等ができる。


最適化は、セットするセットファイルに最適化項目の値を全てセットし保存しておく。

最適化の結果は「レポート名」をクリックし、HTMLで見られる。

損益順で並び替えされた状態でした。


【おーとちばっこてすと】を使用してみて

GOOD

・バックテスト1回1回をタスク化し、自動でタスク解消ができる。
・基本設定が簡単。「自動取得」を押すだけで設定できるのは便利。
・テスト設定画面がテスターと同じようなデザインのため、使いやすい
・タスク化さえしてしまえば、何通貨ペアでも何時間足でもセットできる。
・テスト結果を一覧として表示し、並べ替えも出来て便利
価格が11,000円とツールとしてはリーズナブル。

MORE

・1つ1つを「タスク化」しなければならない。(タスクが膨大)
・いつの間にか終わっているけれど、「いつ頃終わるのか」目安がわからない。
・通貨ペア変更ごとにスプレッド設定しなければならないが、固定したい。
値を変えたい場合、セットファイルを作成し、変更しなければならない。
損益曲線は個別確認となるので、1つ1つ結果を開いて見比べる必要がある。


感想

今回【おーとちばっこてすと】を使ってみて…
EAの使用通貨ペアや時間足が指定されていたり、変更できるパラメーターも少ない、EA使用者の方には向いているツールだと思いました。
基本設定やテスト設定共に、初心者でも分かりやすいデザインで、使いながらセットすることが難しくないツールだと思います。

個人的には、
FXの自動売買初心者や、EA使用者の方には【おーとちばっこてすと】がおすすめ。
EA開発者の方には【AutoBackTesterTama3】がおすすめ。

といった感じですね。

どちらもバックテストの時間短縮に使用でき、それぞれのツールを使用している間に他の作業をすることが出来る。
「時間」が何よりも大切なため、バックテストにかかる時間や作業の手間を省くことが出来るのはとても嬉しいですね。


購入後のダウンロードはコチラから
セッティング方法は記事に書いてありますのでご利用ください。

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