【お知らせ】2024.03.10 長期間お休みしておりましたが、更新再開していきます!

FX自動売買 初心者でもできる「EAバックテスト」②~実行編~

FX初心者
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初心者でもできる「EAバックテスト」~実行編~

バックテストの準備ができていない方

※「準備編」→「実行編」の順でご覧ください。


ストラテジーテスターを開き、設定してみよう

ストラテジーテスターを開く

虫眼鏡のアイコンを押し、画面下部にテスターが出てきたらOK
邪魔になるのでテスター上のターミナルは×を押して消し、テスターの高さを上げ、作業しやすいテスター画面に調整してください。


EAをテスターにセットする

「エキスパートアドバイザ」欄から、セットしたいEAを選択する。

今回は練習用EA
「anomaly_BUY_demoM.mq4」をセット


エキスパート設定

今回は買いエントリー時間とクローズ時間を適当に入力し、OKを押す。

時間変更せずにそのままでもOKです。


通貨ペアを設定

通貨ペアをプルダウンから選択する。
今回は「USDJPY」を選択。


モデルを設定

「モデル」はバックテストの実行精度を選択する。
「全ティック」「コントロールポイント」「始値のみ」と3種類あり、今回は精度が一番高い「全ティック」を選択。


期間を設定

「期間を指定」にチェックを入れ、今回は開始日2018年1月1日、終了日2022年12月31日の5年間に設定します。(EAのバックテストは10年が基本とも言われますが、練習バックテストなので半分の5年に設定しています。)

「期間」は時間足の設定。プルダウンから選択でき、今回は「M5」5分足に設定。


スプレッドを設定

「気配値表示」の画面上で右クリックすると、「スプレッド」の項目が出るので、ここにチェックを入れてください。

画像のようにスプレッドが表示されるようになります。
「USDJPY」のスプレッドは「25」となっています。


スプレッドは「現在値」のままではなく必ず指定する通貨ペアのスプレッドを調べ、多めに設定してください。
(直接入力可能なので、入力したほうが早いです。)


ビジュアルモード設定をし、スタート

ビジュアルモードONにすることで、エントリークローズをチャート画面で確認することができ大変便利な反面、描画しながらバックテストをするため時間がとてもかかります。

「スキップ」を押すことで指定日まで飛ばしてくれますが、指定日まで終わらないとチャート画面の確認はできなくなります。

今回はEAの動きを確認するため、ビジュアルモードをONに設定し「スタート」!


バックテスト結果を見てみよう

ビジュアルモードで途中経過確認

画像のようにエントリーとクローズが描画され、わかりやすいですね!

バックテスト終了後の損益グラフ

「グラフ」タブから確認すると、最終的にプラスになっているけれど、途中大きな凹み、DD(ドローダウン)もあるという感じ。上部に赤く囲んでいるのが、全ティックで実行し、90%の精度がありますよと表示されています。(モデリング品質)


レポートを見てみよう

バックテスト結果検証をする前に、必ず確認すべきポイントが「不整合チャートエラー」と「モデリング品質」の項目。

不整合チャートエラーの値は「0」が原則。最低でも「0」に近い数字でないと、値が大きければ大きいほどバックテストの信憑性が下がります

モデリング品質はバックテストの精度を表し、1分足の場合「25.00%」が最高値となり、その他の時間足では「90.00%」が最高値となります。

※一部細かなティックデータを含むヒストリカルデータを利用することで、「99.90%」の最高値を出すものもあります。

今回は不整合チャートエラーもモデリング品質もクリアしているので、検証に使えるバックテストデータと言えるでしょう。

詳しい数字の見方は「分析」で紹介しますので、今回はバックテストの使い方重視で説明します。

パラメータ設定で数値を変えることにより、様々な検証データを作成できるのですが、1つずつ数値を変更していくと大変ですよね。そこで使える機能が「最適化」です。

最適化をしてみよう

パラメーターの設定

今回の最適化は、エントリー時間とクローズ時間だけを設定します。

最適化したい項目にチェックを入れ、「スタート」する値、「ステップ」(〇ずつ進む)の値、「ストップ」の値をそれぞれ入力しOKを押す。

最適化にチェックを入れ、スタートを押す。


最適化の結果確認

「最適化結果」のタブ内に1つずつ最適化の結果が表示されていきますが、初期設定では損益がマイナスの場合表示されません。その場合、右クリックし「マイナスの結果を標示しない」のチェックを外すことで表示されるようになります。

最適化には項目が増えることで時間がかかりますが、上の画像のように最適化が完了したら、「損益」を押し、損益の大小で並び替えてみたり、気になる設定を選択し「パラメータの設定」を押すことで、バックテストのパラメーター設定に最適化結果の数値が入るので、そのままバックテストを行うことが出来るようになります。

色んな設定でバックテストをしてみよう

バックテストの結果を全て妄信してはいけませんが、一通り使えるようになることは、EAを使用する上で必要なスキルとなりますので、まずは色んな設定でバックテストをしてみて、どの項目がどのような結果になるのか?を学んでいって下さいね。

バックテストは無事にできましたか?
もし何度見ても分からない、つまづいている等ありましたら、TwitterのDMまたはお問い合わせよりお気軽にご質問下さい。

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