EA作りのきっかけ
ゴールドナンピンEAで200万円以上の損失
2021年の6月FXデビューし、無料でEAが使い放題のFX会社で口座開設。人気⁉のゴールドナンピンEAをセットしつつ、裁量トレードの勉強スタートする。
裁量トレードの難しさを感じつつも、EAが稼ぎまくってくれる。1口座20万円スタートを調子に乗って2口座、3口座と増やし、証拠金額によって0.01lot/0.02lot/0.03lotと全く同じEAをセット。
含み損益20万円前後がちょいちょいあっても、「どうせ大丈夫」なんていい気になっていた。そんな時、ずっと捕まっていた含み損が30万、40万、50万とどんどん増えていき、1口座飛び、2口座飛び、3口座全部飛ばしてしまった。
原資も回収せず、「夏はどこに旅行しようかな～」なんて思っていた矢先の200万円以上の損失。それはもう「たられば」で落ち込んだ。
市販のEAを買い漁りだす
「無料で使えるものにいいEAなんて無いんだ！」と勝手に決めつけた私は、市販のEAなら違うだろうと、Twitterで見かけた爆益報告EAを買い漁りはじめた。
この頃はショックからなのか、脳がバグっていて、バックテストの見方も知らないのに養分ムーブをしていました。
自分でバックテストもせず、説明書だけを読んで適当に設置し、負けが続けば「使えないEA」認定し、次のEAを探し出すといった、今思い出すだけでも恥ずかしい…
アルマダさんを知り、シストレグループ「MMU」に加入
2021年11月「そうだ！自分でEA作ればいいんだ」とEAの作り方を勉強し始めた時、アルマダさん（@jinsei2525shaa）がシステムトレードグループ「MMU」の募集を始め、これはチャンス！と応募、無事に加入が決まった。
12月から活動がスタートし、アルマダさんが投稿したnoteを元に「ゴトー日EA」の模写をすることに。この「ゴトー日EA」が人生初の自己製作EAとなった。
初めてEAを作るなら、模写から始めてコードに慣れよう！
準備するのは「MetaEditor」だけ
⇦ パソコンにFX会社のMT4をインストールした人なら見たことあるはず。
MT4をPCに入れるとセットで付いてくる「MetaEditor」
このMetaEditorを用意してEA模写を始めよう！
①MetaEditorを開く
MetaEditorを開くと⇧の画面が出てくる。赤で囲ってある「新規作成」を押す。
②設定をさらっとこなす
⇦ エキスパートアドバイザ（テンプレート）にチェックを入れ、「次へ」
⇦ 「名前」欄に英数字で付けたい名前を入力する。今回はゴトー日EAだから「510」と簡単に設定。「次へ」
著作者やリンクは初めてなら放置でOK！
⇧の2画面はスルーでOK！「次へ」と「完了」を押せば、設定は完了。
⇦ このような画面が出たらOK！
画像の色味や字面は、私個人用にポップに変更しているので、初期の色合いや字面とは違っています。（問題ありません）
⇦ 赤で囲み、ピンクで選択している部分（6行目以降）を全部削除する。
※今回はアルマダさんのnoteを元にゴトー日EAの模写ができるよう設定しています。
どのコードが何を指示しているのかが分からない場合、余計なコードがあると邪魔になる場合があります。（1行目から全削除でもOK）
これでMetaEditorの準備は万端！
あとはアルマダさんのnoteを見ながら模写するだけ！
私の初めて…アルマダさんのゴトー日EA模写スタート
アルマダさんの「ゴトー日」noteを読み込む
アルマダさんが作業過程ごとにEAを作るまでの工程を作りながら更新したもので、どんな数字で相場を分析しているのか？も勉強できる良note。
ゴトー日コード画像を見ながら模写
初めての模写で注意するポイント
- ；セミコロンと：コロンの違い ➡ ；セミコロンが正解
- ｛ ｝、( )カッコが対になっているか？ ➡ 片方のカッコにカーソル選択すると対になっている場合は、もう片方のカッコにも色がついて教えてくれる。
- コードの入力間違い ➡ 1文字でも違うとエラーになる。見ずらい時は1行空けてもOK！
- 『 if(DD == 0 && DW != 0 && DW != 1 && ( DW != 6 || DW == 5)){//ゴトー日でかつ、月、土、日でないこと、もしくは金曜日であるか 』この1行に（）カッコを1セット付け加えると、0 errors 0 warningsになります。
全コードを模写したらコンパイル
⇦ 全コード模写が終わったら「コンパイル」を押す。
エラーの項目に「0 errors」となったらOK！
⇦ エラーなしが確認できたら、「ファイル」で「名前を付けて保存」
ディスプレイでもドキュメントでも、自分が分かりやすい場所に保存しておこう。
⇦ 「名前を付けて保存」の後は必ず、もう一度「コンパイル」と「上書き保存」をする。
⇦ これで自分が模写したゴトー日EAの完成！
後は「510.ex4」をMT4の「エキスパートフォルダ」へコピーすればOK
全くコードが分からなくても、まずは成功体験を！
模写でEAを作り、バックテストで稼働確認をしたときの感動はひとしお
新しい挑戦をするとき大切なことは、どんな小さなことでも「成功体験」をすること。１つの成功体験が、自信につながったり、モチベーションにつながる。
自分のオリジナルEAを作りたくても、まずは稼働することが確定しているEAのコード模写から始めることで、１つの成功体験が確定する。
「自分にもできるんだ」とひとしきり感動したら、模写したコードの※コメントアウトから、「どんなときに使うものなのか」を勉強してみてください。
➡コメントアウトとは：コードの後ろ「//」以降に書かれたコメントのこと。「//」でコメントアウトする。などと使われる。
コードの意味を知りたいときは「MT4でEA自作しちゃお～」へ
私がEAを組む時にコード（関数）で悩んだりすると、必ず参考にするのが「MT4でEA自作しちゃお～」。検索窓に分からないコード（関数）を入れると説明ページに飛べるので、利用してみてくださいね。
ただ、アルマダさんのゴトー日コードでいう「jisa」「in_Magic」など、「int」や「double」の後に書いてあるものは、このプログラム内でだけ使えるものなので、検索窓にいれても出てきません。
➡ ざっくり説明すると、「int」というのは整数だけが入れられる箱で、その箱の名前をこのプログラム内では「jisa」と名付けて、その「jisa」の箱の中に「6」という数字をしまっている。
だから、このプログラム内では「jisa」と名付けた箱を取り出すと「6」という数字が引用されるようになっている。
時差の計算時に呼び出すから、「jisa」だけど、自分が分かりやすければOKなので、「jikan」と箱の名付けをしてもOK。
「double」の後に書かれているのも、このプログラム内ではこの名前で呼ぶと名付けたものなので、100人いれば100通りで違うものと覚えてください。
プログラミングは英数字ばかりでとっつきにくかったりするけど、EAを作るだけなら、コピペでも作ることは可能なので、まずは模写からやってみてくださいね！
